2009年07月07日

月ときどき死神 <3>



ウラル:何処まで行く気だ。










男:あら、こんなところまで来てしまってたか。

ウラル:足だけは速い奴め……。

男:お前さんはさっきからどうしたの。

ウラル:……。さっき。街中でどういうつもりなんだ。

男:え、何。見てたの。ああ、場所変えようか。

ウラル:……。























ウラル:……で。どういうつもりだったんだ。

男:え。だって先に手を出しきたのは向こうだし。

ウラル:それはそうだが……お前が口説こうとしてたからじゃないのか?

男:ない。











男:おれが何しようがしまいが、向こうはああしてきたよ。

ウラル:何故言い切れるんだ。

男:だっていつものことだし。おれの存在が気に食わないとかなんとか、いつも小声でぶつぶつ呟いてる。

ウラル:そんなに会う度口説いているのか。

男:絶対落ちない女も悪くない。

ウラル:意味わからん。


















ウラル:……。他には何かないのか?

男:何。

ウラル:何ってお前、あのときお前の前に……。

男:だから何。あの場は離れたほうがよかったんじゃないの。

ウラル:確かにそうかもしれないが。だがそれならそれなりに何かあるんじゃないのか?

男:何かあったっけ。
















ウラル:……ふざけるのも大概にしろよ。ゼノックス

ゼノックス:名前なんて、個々を識別するための記号でしかないよ。なんて。

ウラル:屁理屈ばかり述べやがって……!



























アリエス:あらあら、困りましたわねぇ〜……

レオ:どうしよう、どっちも怖いよ。

アリエス:ウラルちゃんが怒るのもわからなくはないのですが〜……

レオ:……! ゼノ兄ちゃんは、あのお姉ちゃんが嫌いで手を上げようとしたんじゃないよ!

アリエス:それに関してはそうかもしれないですけど……でもね、レオ君。





アリエス:その後のあの対応は、ちょっといただけないかしらね。

レオ:……。僕には、どうしてゼノ兄ちゃんがあんな態度なのかわかんないけど。でも……。

アリエス:……困りましたわねぇ〜……。
















ウラル:埒があかん。ゆき。私が様子を見てくる。あいつと話していても疲れるだけだ。

アリエス:はぁい。いってらっしゃいませ〜。




レオ:……え? ゆき

アリエス:……ああ、そうなのよ〜。ずっとそう呼ばれてたから、もうすっかり慣れちゃったわね〜。










































ウラル:……さて。あの家はいつもどのあたりに出ていたかな……































































































































…………。
posted by 黒鳥なしら at 00:00| Comment(2) | 企画/連動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
飄々とした(?)男性ですねぇ(*´・ω・)
なんだか後ろ姿が悲しそうです。

これからどんな展開になっていくのかな・・・
他ブログに動きがあってもどこか解らないので確認できませんっ><;
Posted by ラクトキャスター at 2009年07月07日 19:52
飄々としすぎていて、実はわたしにも彼のキャラクターがよく掴めていません(

あちら様のターンが始まっていますので、引き続きゆっくりしていってね!!!
Posted by なしら at 2009年07月09日 23:14
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