2015年04月21日

森の隠者の言の刃 <吊人遊び>



???:……何故でしょう。

???:「あの子」が、本性を晒しました。あんなに忌み嫌って封印していた異形の姿を、今になって。

???:……誰のせい、でしょうかねえ。例えば……。







???:……ふふ。少し街に「遊び」に行ってきますね。

魔狼:……きゅー……。























ウラル:……。

???:「ウラル君

ウラル:……その声は……。







???:こんにちは。

ウラル:……あれ。……誰だ……。でも、この顔、声は……。

???:くすくす。……貴方、少し前に死に掛ける怪我をしたり、不治の病にかかったり、あるいは死んだり等、命に関わる出来事に遭いましたか?

ウラル:……??? いや、ない……けど。

???:そうですか。

ウラル:……ところで貴方は、一体。その、知っている人と、とてもよく似ていて……。

???:……ふふ。







???:貴方は、「あの子」が新しく用意した道と未来を拒絶し、未だに「あの子」に依存し続けている。

ウラル:……!?

???:それがどれほど「あの子」の負担になってるか、考えてもいないんでしょうね。

ウラル:……ちょっと、ちょっと待て……!

???:おや、どうしました?

ウラル:なんで、なんでそれを、そんなことを……。

???:動揺してるということは、心当たりがあるんですね。くすくす。

ウラル:違う、私はそんなつもりじゃ。お前は、お前は何なんだ……。

???:……ふふふ。








ウラル:……ま、待て! うう、くそ……っ! アルス……父、さん。

posted by 黒鳥なしら at 00:00| Comment(0) | ┣ししゃのはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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