2019年08月24日

贋具の塔<EX.私怨の末路>



受付の男:ふー。さて、今日は何か依頼がきてるかね。

※過激な表現があるかもしれません。





受付の男:そういやあの件、どうなったかな。白髪鬼の奴、今頃きっと慌ててるぜ。盲人に人物調査ができるわけないからな。ククク。

ゼノックス:なるほど、やはりそういうことか。

受付の男:……あ?

ゼノックス:やあ。





受付の男:……な、な、お前、いつからそこに……!?

ゼノックス:ずっといたけど。気付かなかったのか。

受付の男:……なんだと……。





ゼノックス:ま、どうでもいいけど。さてと。いつぶりだっけか。

受付の男:……2010年4月7日だから約9年と4ヶ月ぶりくらい。

ゼノックス:ああ。そういうの面白くないから。

受付の男:ぐ……。しかしてめえ、依頼はどうしたんだ!?

ゼノックス:依頼? ああ、なんかさっき小声でブツブツ言ってた人物調査とかいうやつ?

受付の男:そうだ、そうだお前は仕事をしているはずだ! なんで……。





受付の男:そうか、仕事を断ったんだな? 残念だったなあ、てめえにできる仕事じゃなくってよォ!!

ゼノックス:そうだな、おれにはとてもじゃないが出来ん仕事だ。見えてなくてもできる人物調査があるなら是非知りたい。

受付の男:そうかそうかそれは残念だったなあ!! ハハハハハハ!!!!!

ゼノックス:物事を自分の都合の良いように解釈するのがうまいな。で、なんでおれに仲間の1人すらいないと思ったのか。

受付の男:……は……?





ゼノックス:悪いがその辺はなんとかなるんだよ。この世界って横の繋がりは大事でな。

ゼノックス:そう、横の繋がりが大事にされるほどこの世界は狭い。それはお前でもわかってたみたいだな、新参。

ゼノックス:で、大方それを利用しておれを、あえて達成の難しい仕事を受けたことにして失敗させ、評価を落として失脚させようとでも思ったんだろ。

ゼノックス:今の独り言聞いて大体察しがついたわ。お前、自分の評判も気にしてたしな。

ゼノックス:確かにそんなことしたら、信用は少なからず落ちる。おれもそれは困る。今の立場ってコツコツ仕事してきて積み上げたものだからな。

ゼノックス:ま、うまくいかなくて残念でした。

ゼノックス:しかしこんなことを画策して、前に会ったときににおれにこき下ろされたのがそんなに気に入らなかったかね。

ゼノックス:まあおれも気に入らなかったけどな、お前の態度。





受付の男:……な、ぐ……。し、しかしてめえではどうにもならなかったことは事実……。仲間が代行しようとも、てめえは……!

ゼノックス:ああ、まだわからんのか。想像以上に頭悪いな、お前。





ゼノックス:つまりさ。仕事はちゃんとこなしつつ、そういうことを吹聴する情報源を絶てばいいんだろ。

受付の男:……は……。





受付の男:わ、わかった。何も言わない。あんたがちゃんとやったことにする。報酬は上乗せする。だからその物騒なものを仕舞え!!!

ゼノックス:断る。

受付の男:だ、大体こ、ここが無くなると、俺がいなくなると困る奴がいるんだぞ、わかってんのか!?

ゼノックス:知らんな。おれには関係ない。






受付の男:……あ、ああ!! そ、そうか白髪、自動鎖鋸剣チェインソード、目のない男、お、お前ノーザリン岬の……!!

ゼノックス:え、今更? おっそ。こんな人の情報もろくに集められない場所、なくなってもいいんじゃない。

受付の男:や、やめ、来るな、その音を止めろ、死にたくない、金なら積む、1,000,000Gでどうだよ!!

ゼノックス:……それ本気で言ってる?

受付の男:本気だ!!!

ゼノックス:そうか。












あ ま り お れ を 怒 ら せ る な 。













posted by 黒鳥なしら at 00:00| Comment(0) | ┗贋具の塔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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